昨日の霙まじりの雨のおかげで、今日は外作業はできない。なので、薪ストーブの前で、ほぼ終日読書。
午後、業者さんに来ていただいてトイレの手洗いの修理。引っ越し以来使えていなかった。随分と時間がかかった。やれやれ。
10月の佐賀への旅で武雄市立図書館に立ち寄ったときに、「五木寛之全紀行」(東京書籍)を見つけて、パラパラと立ち読み。「青年は荒野をめざす」を読んだ時の興奮を思い出して、また五木寛之の紀行を読みたくなった。
そこで、今日は美作市中央図書館で借りたこの本を一気読み。
五木寛之「ソフィアの歌」新潮社 ISBN: 9784103017240
ソビエト崩壊後のサンクトペテルブルク。「北槎聞略」大黒屋光太夫のロシア漂流に出てくる「ソフィアの歌」を巡る旅。
30年前の混乱したロシア社会を生き抜こうとしている闇両替の少年たちや、十字監獄を前に立ち尽くす人々の様子はもう歴史の彼方、という感じだろうか。
「ソフィアの歌」の変遷を探る中で、当時のロシアとウクライナの関係が描かれる。その30年後にロシアがウクライナへ侵攻することなど想像もできなかっただろう。しかし、その萌芽は大黒屋光太夫のロシア漂流の頃からことを示唆している、そんな気がした。
「おろしや国酔夢譚」を再読したくなった。

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