2026年5月6日水曜日

周南本屋通りの準備 陳列用の棚を作りました

  今日は午前中は5月末の 周南本屋通り用の展示棚を作りました。主催者が180×90cmのテーブルを準備してくださるということで、その上にどう本を並べるか問題を考えます。立体的に並べないとのっぺらぼうな陳列になってしまいそうなので、棚を置いて並べようと思います。

 イメージはこんな感じです。ただ、このイベントは当店にとってはすごく経費がかかるので、棚はDIYすることにしました。材料はあるものを使います。

 切って、削って、釘を打って、ほぼ完成したのがこれです。
 あと一つ必要です。色を塗るか、このままにするか、悩んでいます。

 周南本屋通りはホームページも公開されています→こちら




2026年5月5日火曜日

初めてかもしれません 「一号線を北上せよ」

  オープン2年目はなんと3日連続で来店者ありと、とんでもなく好スタートを切ることができました。オープン以来、「初」です。感謝しかありません。


 さて、この国の首相はGWはベトナムとオーストラリアへ。この2カ国、大変素敵な国なのですが、今行くべきはそこじゃないでしょう・・・・と思うのですが。この国の生命線、原油をなんとかするために、イランと中東諸国へ行くときなのではないでしょうか? なんか、逃げ回っている感じがします。

 レアアースはいくつもの調達先を開発していくのは重要だと思いますが、まずは中国との関係を元に戻すべく行動するべきだと思うのですが。レアアースが入らなくなった原因は100%首相にあるわけです。この危機は、首相の責任です。10年、20年先ではない、今ここにある危機で、当面は中国から入れるしかないのは自明なことです。トランプでさえ理解していることです。どうするんでしょうね。石油とレアアースを欠いたこの国はどうなってしまうのか、不安しかありません。


沢木耕太郎「一号線を北上せよ」(新潮社)

 ホーチミンとそこから一号線を北上しながら訪れる幾つかのベトナムの街。
 この本のベトナムはまるでモノクロ映画の中にあるように描かれているように感じるのは、20年前の本だと知っているからか? それとも、深夜特急の旅と同じように行動する沢木をそこに見て、やはり古さを感じてしまうからか? でも、変わらないそのスタイルがいい。

 一方で、古都フエで関西のおばちゃんたちのツアーと出会う。その直前に、欧米の年配のバックパッカーたちとバスに乗り合わせた。彼らは、「格安のバスに乗り、安いホテルに泊まり、眉間に皺を寄せるような旅をしていた」「まるで経済的な旅をするだけが目的のような苦しい旅をしている」。沢木はおばちゃんたちのツアーを「いいなあ」と思い始める。そして、《若いうちは若者らしく、年をとったら年寄りらしくせよ》という古いペルシャの書「カーブース・ナーメ」を引く。
 そうかもしれない。(2019年 記)


 


2026年5月4日月曜日

オープンして2年目のスタートです 「あたらしい憲法のはなし」(文部省)

 古本屋を始めて1年が経過し、今月から2年目に入りました。昨日、今日と以前住んでいた広島繋がりで遠いところからお越しいただきました。感謝しかありません。


 昨日は憲法記念日でした。各地で「憲法を守れ」「憲法を変えろ」という集会、デモが行われたようです。国民の間で盛んに議論されることは歓迎されることです。ただ、第99条には「・・国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」と書かれており、特に行政府の長が改憲を主張するのはいかがなものかと。憲法を擁護できないのであれば、公務員を辞めて在野で発言、運動すべきではないのでしょうか。

「あたらしい憲法のはなし」

 「あたらしい憲法のはなし」は1947年8月に文部省によって発行され、全国の中学1年生が教科書として学んだものです。以下、引用します。

「この前文には、だれがこの憲法をつくったのかということや、どんな考えでこの憲法の規則が出来ているかということなどが記されています。この前文というものは、二つのはたらきをするのです。その一つは、みなさんが憲法をよんで、その意味を知ろうとするときに、手引きになることです。つまりこんどの憲法は、この前文に記されたような考えからできたものですから、前文にある考えと、ちがったふうに考えてはならないということです。もう一つのはたらきは、これからさき、この憲法をかえるときに、この前文に記された考え方と、ちがうようなかえかたをしてはならないということです。」

(憲法前文)
「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」

元自民党幹事長の古賀誠は先日のインタビューでこう言っています。
世界の国々がこの9条を持ったらその時初めて世界で戦争の起きない世界 平和に生きていけるのではないか。憲法9条には世界を平和にする力がある。憲法は世界遺産だ」


2026年4月27日月曜日

美作の里山に古本屋をオープンして1年経ちました 「 2000日の海外放浪の果てにたどり着いたのは山奥の集落の一番上だった」

  なんだかんだで、オープンして1年経ちました。次の営業日から2年目に突入します。色々あった1年でしたが・・・・なんて書きたいのですが、基本的に何もない、時々お客様にお越しいただき、時々ネットでご注文いただく、穏やかな日々でした。これからもこんな感じで続けていくのだと思います。

 この古本屋をやる動機みたいなものをホームページに書いています。「「人生を豊かにするのは、人、本、旅」だと言われています。そして、旅と本とこれまで出会った様々な人たちのおかげで今の僕はあります。そのことを実感しています。この古本屋さんで、本の中にある人・本・旅と、それぞれに出会っていただく機会となれば、そしてそれが実際の旅の動機になれば、こんな嬉しいことはありません。」というのに相応しい本に、ちょうど一周年というタイミングで出会いました。

  2010年、日本で生きづらい思いをしていた著者は自衛隊を辞めて、世界一周の旅に出ます。2回の放浪を経て、福岡県八女市の限界集落の古民家でゲストハウスを開業。開業すると、世界中の友達がやってきて、国内からは移住者もやってきて地方創生のヒーローになってしまう話。


 著者はこう書きます。「ワーホリっていうのは自由度はかなり高く、外国語を習得しながら世界中に友達を作りつつ働いて貯金できるというすごいシステムだ(中略)。できれば今の日本人の若者みんな、特に旅立ったころの僕と同じようにほとんど日本を出た国のないような人たちにはぜひともやってほしいチャレンジでもある。全く違う文化、考え方をする人たちに触れてほしい、そしてたくさんのカルチャーショックを経験してほしい。」

 著者は最初にカナダでワーホリをして英語を習得します。中南米では英語が通じないことを知り、グアテマラでスペイン語留学をします。こうやって旅の「ツール」を手に入れると、そのあとはヒッチハイク、カウチサーフィン、そして旅で知り合った友人宅へ。少ないコストで、行きたいところへは全部行った、やりたいことは全部した著者は、日本に戻り、山奥の集落でゲストハウスを開業します。

 彼の海外放浪がすごい! 誰にもはできないと思ってしまうけど、本当は多分本気でその気になればできることなんだと思わせてくれる。ウルグアイのムヒカ大統領にだって会ってしまう。

 本気で頑張ってみよう、という気分にさせてくれる書。(2026年4月 記)


2026年4月26日日曜日

嬉しい本の旅立ち 新しい本の値入れと棚だし

  今日は久々に複数組のご来店。推しの本も買っていただきました。こんな日があるから、細々とでも続けていきたいものです。

 そして、買い取った本の値入れと棚だし。少し入れ替えました。


 明日は1年目最後の営業日となります。何とか、1周年を迎えることができそうです。


2026年4月25日土曜日

5月の営業スケジュールを決定ました ちょっと変則的なところもあります

  GWが始まりました。旅行で岡山北部、鳥取を目指す皆様にちょっと立ち寄っていただけたらと思っている、美作の里山のBooks tabito 蔵です。今日は残念でした。

 営業日が分からなければ予定もできないじゃないか、ということもあると思いますので、ちょっと早めですが5月の営業スケジュールを決定ました。

 5月1〜3日は用があっておやすみします。代わりに4日〜6日の祝日は営業します。このあたりを目指してお越しいただけるととても嬉しいです。

 5月末は「周南本屋通り」出店のため閉店いたします。山口県のみなさまにお会いできると嬉しいです。

 大昔に書いていたバンコク・カオサンの古本屋事情をnote にアップしました。今となっては、全く役に立ちませんが・・・・・。
            昔、バンコク・カオサンで買った本




2026年4月20日月曜日

1年待ちましたね 「本なら売るほど(3)」

  ずいぶん待ちました。近くの本屋さんで探したのですが見つからなくて、先週末に梅田の蔦屋書店で見つけてようやく読むことができました。「本なら売るほど(3)」です。

 最初の「猫の威を借る・・」は少し前に「夢の猫本屋ができるまで Cat's Meow Books」(集英社)を読んでいたので、ちょっと笑いました。BAR「阿吽」とその本棚、そこで過ごす時間がとても素敵です。

 今回は十月堂の店主のTシャツが秀逸! 面白すぎ! どんなふうに面白いかは、本書を読んでご確認ください。(2026年4月 記)
 
 「本なら売るほど(3)」を含めて、書店関連の本をOnline shopに少しアップしました。少し古い本が多いのですが、本屋は楽しい! を感じていただける本たちです。

 Online shopは下記からご利用ください。ご注文いただけると、嬉しいです。