初雪、初積雪です。
雪かきからのスタートです。雪かきの後、汗ばんでいました。
今日の様子は→ こちら
103万円の壁の議論はたくさんすればいいと思う。ただ、どんな社会にしたのか、ということについてもっともっと議論して欲しい。目の前のことではなく、5年後、10年後、30年後にどんな社会になっているといいのか、ということ。
大学生にもっと働け、という社会はおかしくないだろうか? 高額医療の負担を増額する社会は安心して過ごせるのだろうか? 年金だけで生活できないから、iDeCoやNISAで自分で備えなさいというのは、全員が安心して老後を迎えられる社会だろうか?
誰もが弱者になりうるということを想像できていないのかもしれません。
ベーシックインカムやベーシックサービスについて、決して現実不可能ではないことの実証は実はたくさんあります。
ベーシックインカムは「すべての個人が無条件で生活に必要な所得への権利を持つ」というもので、本書によると
1.個人に対して、どのような状況におかれているかにかかわりなく無条件に給付される。
2.ベーシック・インカム給付は課税されず、それ以外の所得はすべて課税される。
3.望ましい給付水準は、尊厳もって生き、実際の生活において選択肢を保障するものでなくてはならない。その水準は貧困線と同じかそれ以上として表すことができるかもしれないし、「適切な」生活保護基準と同等、あるいは平均賃金の何割、といった表現になるかもしれない。
というものである。
現在の生活保護などと決定的に異なるのは「世帯や世帯主に支払われるのではなく個々人に支払われる」「資力調査なしに、全員に支払われる」「稼働能力調査なしに支払われる」「毎月ないし毎週といった定期的な支払い」となることである。
基礎年金や雇用保険、生活保護などは廃止され、すべてベーシックインカムに置き換わることになる。
この根拠は
「私たちが現在享受している社会の冨が、現在の私たちの労働からだけではなく、過去の世代の労働の遺産からもなりたっているとすれば、その分は私たち全てが平等に継承できるものではないのか」というものであり、「例えば私たちは、この地球に等しく生れ落ちたという点で平等であるなら、一定の土地を平等に与えられなくてはならない」というものである。「その土地が一部の私有に任されていることの補償としてベーシックインカムを正当化する」。
このことによって、ホームレスやワーキングプアは完全になくなるし、おそらく老後の生活の問題もなくなり、将来に展望が持て、したがって個人消費は活発になり、人々は明るく生きることになるだろう。
「働かざる者、食うべからず」とか「働く気のないものにも給付するのか」とか「お金持ちに給付する必要があるのか」とか、そういう疑問にも本書は丁寧に回答していく。


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