今日も寒かった。少し薪活。多くの時間は暖かいリビングで仕事と本屋さんの準備。
ルワンダが支援するコンゴ民主共和国の反政府勢力M23がコンゴ東部を占領し、戦闘が起こっている。この辺りは希少資源が豊富でそれをめぐる争いらしい。30年前にジェノサイドを経験したルワンダはなぜまた殺し合いを主導するのか?
白戸圭一「ルポ資源大陸アフリカ」東洋経済新報社 ISBN: 978-4492211823
著者は毎日新聞のヨハネスブルク特派員だった2000年代中盤の4年間ほどで、アフリカの暴力の根源に迫ろうとする。
ロバート・ゲストは「アフリカ 苦悩する大陸」で、「アフリカの苦悩は、環境や歴史に起源するものではなく、腐敗した「政府と行政」にある。」と書いたが、白戸のレポートは、根源のところは、というか始まりはやはり列強の植民地支配であり、いまだに先進国、あるいはすでに覇権国家となった中国の思惑こそが主たる要因であることを暴いていく。僕らの生活だって、それとは無縁ではないというか、石油や資源を通じて、コミットしているのである。
「暴力の洪水は、資源開発ブームに沸くアフリカの広い地域で顕在化している問題である。アフリカ最大の産油国ナイジェリア。コバルトや金などの宝庫のコンゴ民主共和国。石油増産に沸くスーダン。机上でマクロ経済の数値を調べれば「好調」としか言いようのないこれらの資源国で、武装組織が結成され、人身売買が横行し、住民虐殺が行なわれている。」
これらのことと、今僕らが生きているということが決して「無縁」ではないということが明らかになる。やっぱり僕らは、それらの上に今生きているのである。(2010年11月7日 記)

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