今日も薪活と開墾。
テレビはトランプ大統領の就任式。8年前は世界がどうなるのか本当に不安だったんだけど、今回はそうでもない。何故だろう? 僕の人生の残りが当時よりも少なくなったからだろうか?
トランプ大統領は南部国境に非常事態を宣言し、移民の流入を阻止し、不法な移民を強制送還するという。メキシコ・アメリカの国境まで辿り着いた難民は皆、コロンビアとパナマの間に横たわるダリエン地峡を決死の思いで通過している。
北澤豊雄「ダリエン地峡決死行」産業編集センター ISBN: 978-4863112315
コロンビアとパナマ国境に広がるダリエン地峡。ここで、中米と南米は完全に断絶されている。道路はなく、グーグルで検索しても経路が出ないという。基本的に、飛行機で飛ぶか、カリブ海、または太平洋を渡るしかない、そんな場所。年間降水量が2万ミリを超える密林に反政府ゲリラ、麻薬組織が蠢き、そしてスペインが侵略する前から先住民が生活を営んでいる地。
そんな場所がまだあったのか、ということにまず驚く。そして著者は、その道無き道をコロンビアからパナマへ踏破しようとする。3回目のチャレンジで友人になった先住民のエドガルとともについに走破する。ところが、国境を越えた村で警備隊に捕らえられ、拘束され・・・・。ダリエン地峡での命の危機、よりも拘束されたのちの話が興味深い。
そして、この危険な地域を、そうとわかっていながらも越えていかなければならないアフリカや南米やアジアの人々がたくさんいるという現実が、今現在の地球上の絶望的な「格差」を物語っている。(2019年7月17日 記)

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