2025年1月4日土曜日

1週間ぶりに帰宅 「三池炭鉱 宮原社宅の少年」

  年末にあちこち寄りながら帰省して、1週間ぶりに我が家へ戻りました。引っ越してきてからまだ2ヶ月余りだけど、帰ってくるとホッとします。少し馴染んだ感じです。


 今はもうすっかり変わってしまいましたが、僕の故郷はこんなところです。

農中茂徳「三池炭鉱 宮原社宅の少年」石風社 ISBN:978-4883442652

 上野英信は「1960年4月現在、三井三池労組の子どもは日本で最も幸福な子どもである」と言い放ったらしい。

 著者は僕より17年早く大牟田で生まれる。しかし、僕が小学生の頃、僕の小学校区にあった社宅の記憶と、そして僕らの遊び・・・、まるで同じ時代を生きていたかのように記憶が蘇る。昭和30年代の宮原社宅の少年の記録は、昭和40年代の僕の少年時代の記憶と重なる。ただ、僕には三池闘争の記憶はないけど。僕の小学生時代、三池闘争と三川坑の炭塵爆発を経て石炭はすでに斜陽になり、高度経済成長から取り残された故郷はまだ「戦後」を色濃く残していた、ということなんだろう。

 子どもたちと大人たちの大牟田弁の会話が、身体に沁み入ってくる。


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