2025年2月27日木曜日

畑③の開墾が終了 「ベーシック・インカム 国家は貧困問題を解決できるか」

  畑③の開墾が終了しました。今回は、僕は何もしていません。昨日、今日の二日間で全部やっていただきました。すごい!


 この国の25年度予算についての議論、というか「維新」と「国民」によるおねだり合戦のような気がするのだけど、今の議論ではこの国のこれからについての大きな方針というか、それでいったいこの国をどうしたいの? というのが見えてこない。目指してるのが大きい政府なのか、小さな政府なのか、わからない。社会保障費の削減や減税を言っているので小さい政府を目指すのかと思いきや、支出は増やせという・・・・・。一体どうしたいんだろう。

 生まれてから死ぬまで、誰もが経済的に安心して生きていける世の中にならないものでしょうか。高校無償化も、給食費の無償化もいいと思う。高額医療費の改悪は言語道断、医療費も無償化を目指すべきだろう。

 最近では、ベーシック・インカムよりベーシックサービスかなぁ、と思うけど、この本も一読に値すると思う。財源論に踏み込んでいます。


 国家の財政はベーシック・インカムに耐えられるのか? 本書はベーシック・インカム最大の問題点と考えられている財政問題に切り込み、そして現在の国民負担をほとんど増やすことなく、成人一人当たり7万円/月程度(子供は半額)のベーシック・インカムが可能なことを明らかにする。

 世界で最悪な部類に入る子供の貧困率、シングルマザーの貧困、そしてこれから確実に増加する無年金の高齢者たち。それらを解消するための仕組みは現在機能しているとは言えない。そこで、生活保護や基礎年金、児童手当、失業手当・・その他の「健康で文化的な最低限度の生活を営む」(憲法25条)ための仕組みをベーシック・インカムに置き換えることで一気に網羅的に(現在では生活保護システムにアクセスできない人が数百万人いると推定されている)、そして単純に解決できる。所得を把握する必要もないので、行政事務コストは限りなく削減できる。それらをベーシック・インカムでは救えない、経済的ではない困難を抱える人々の救済、「本来の仕事」に当たることができる、と著者は言う。

 新書なので各論について十分に詳しいわけではないが、総論においてベーシック・インカムを導入しない、という選択はないほどに説得的な本である。(2015年7月14日 記)

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