2025年2月24日月曜日

Books tabito-旅・人 蔵 のnoteを更新しました 「亜鉛の少年たち」

  雪で外仕事はできず、本屋さんの最後の棚を完成させました。そのことをnoteにまとめました。 →こちらです



 ロシアがウクライナに侵攻して3年が経過しました。たくさんの人が亡くなっています。ロシア兵はアフガンの時のソ連兵と同じなんだろうなぁ、という感じがしています。


 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ「亜鉛の少年たち」岩波書店 ISBN:978-4000613033


 アフガン戦争の真実。ソ連政権の巧みなプロパガンダにより徴兵された少年たちは、亜鉛の棺に入れられて帰還した。母親たちは、その棺を開けることは許されなかった。

 アフガン帰還兵、戦没者の母親たちへの多くのインタビューから、戦場で何が起こっていて、人間はどのように破壊されていくのかが明らかにされる。

 この著書が広く世界中で読まれているのは、アフガン戦争の真実を暴いた、ということよりも、「戦争」「戦場」の持つ普遍的な悍ましさ、戦争へ駆り立てる権力者の欺瞞もまた普遍的であることを暴いたと言うことだろう。どんな戦争も、ベトナム戦争も、今起こっているウクライナでの戦争も、そしてかつての太平洋戦争も、同じであろう。

 今回増補された、この著書を巡る裁判の顛末。権力の恐ろしさを実感する。(2023年5月4日 記)

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