2025年9月15日月曜日

次の営業は9月20日(土) です 「天路の旅人」

  今日もお客様を待ちながら、教科書仕事。とりあえず、シラバスの全チェックが完了してヤレヤレです。先生からの反応もそれなりにあって、発注もしています。

 今週木曜日に教科書が入荷します。おそらく300箱くらいでしょう。その荷受けと、検品、棚出しに18日(木)、19日(金)と大学へ行きます。したがって、19日(金)はお店はお休みになります。次のオープンは20日(土)です。


 今月のフェアは「世界を歩くスピードで旅する」です。西川一三のチベット、インドの旅も歩く旅でした。

今日のお勧め本

この本(古本) は Books tabito 蔵 に在庫あります

 沢木耕太郎はこう書く「私が描きたいのは、西川一三の旅そのものではなく、その旅をした西川一三という希有な旅人なのだ、と。」

 戦争末期、満州から蒙古人のラマ僧に偽装して中国奥地、チベットを密偵した西川。戦争が終わった後も、インドとチベットを往復した交易をしたり、インド、ネパールの仏教の聖地を訪ねて回ったり。基本的に徒歩の旅である。数ヶ月の徒歩の旅を繰り返していく。雪に埋もれた峠を越え、凍りついた絶壁の細道を通り、追い剥ぎに狙われる。インドでは無賃乗車を繰り返すが・・。

 何が西川を突き動かしたのか? 言葉を覚え、経典を暗記し、蒙古人のラマ僧になりきって、密偵という使命も無くしなった後にも旅を続けたのはなぜ。
 亡くなる前、自宅で娘にかけた最後の言葉「もっといろんなところへ行ってみたかったなあ・・・」ということだったのか。

 そして、「こんな男がいたということを、覚えておいてくれよな」。

 僕ももう絶対に忘れることはないだろう。すごい人間がいたものだ。(2023年5月 記)





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