今月初めに取り掛かった蔵へのアプローチですが、先日完成しました。土を掘って、地下茎を取って、小石を入れて平板を入れる、ただそれだけです。
これで、今日のような雨でも足元は大丈夫です。
トランプ大統領は、麻薬流入対策を口実にベネズエラに戦争を仕掛けようとしています。一方で、今年のノーベル平和賞はベネズエラの反体制派指導者マリア・コリナ・マチャド氏に授与されました。いかにも混乱した国、破綻国家になっています。さて、実際のところどんな国なんでしょうか。
北澤豊雄は快著「ダリエン地峡決死行」の著者。コロンビアの日本料理屋「侍や」を拠点に中南米を旅するライターが破綻国家と噂されるベネズエラに2019年に3度「潜入する」。潜入すると言っても、不法入国するわけではない。スポーツ記者と偽ったり、単なる旅行者と偽ったり・・・まあ、そんな感じで入国し、取材する。
世界一の埋蔵量を誇る石油で豊かな社会経済を作っていたベネズエラだが、どこでどうしたのか・・今や最低賃金が月額400円(時給ではない、月収!)の国になってしまっている。そして、報道で伝えられる悲惨な状況。
その本当を見たいと思った著者はいろんな手段を使って使って「潜入」する。何しろ「ベネズエラに行くコロンビア人の商人、十人中六人が帰ってこない」と言われるくらいに危険らしい国なのである。しかし、実際に著者が見た街には貧者が溢れているわけでもなく、まして死体が転がっているわけではない。
しかし、やっぱり強盗に会うし、騙されるし、警察に拘束されるし、賄賂を要求される。命の危険はいつもそこにある、という感じ。ベネズエラでたくましく生きる人々のこと、破綻しかけた国の警察などの腐敗、月収400円の経済の仕組み・・ドキドキが止まらない潜入記。
21世紀のこの地球のことである。(2021年4 月 記)


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