2026年3月15日日曜日

WBCは残念でした 「混迷の国ベネズエラ潜入記」

  今日はPCでWBC 日本vsベネズエラを見ながらの営業でした。ベネズエラは強かった! 今日は残念な結果になりましたが、今年のWBCも楽しませていただきました。そういえば、前回のWBC決勝戦はシドニーのサーキュラキーにあるユースのルーフでやっぱりPCで見ていたことを思い出しました。あの時も興奮しました。

 中東で始まった戦争によって、今年初めにアメリカに侵略されたベネズエラについての報道はなくなってしまいました。いま、どうなっているのでしょうか?

 この本は、アメリカに侵略される前のベネズエラに潜入した話です。


 北澤豊雄は快著「ダリエン地峡決死行」の著者。コロンビアの日本料理屋「侍や」を拠点に中南米を旅するライターが破綻国家と噂されるベネズエラに2019年に3度「潜入する」。潜入すると言っても、不法入国するわけではない。スポーツ記者と偽ったり、単なる旅行者と偽ったり・・・まあ、そんな感じで入国し、取材する。
 世界一の埋蔵量を誇る石油で豊かな社会経済を作っていたベネズエラだが、どこでどうしたのか・・今や最低賃金が月額400円(時給ではない、月収!)の国になってしまっている。そして、報道で伝えられる悲惨な状況。
 その本当を見たいと思った著者はいろんな手段を使って使って「潜入」する。何しろ「ベネズエラに行くコロンビア人の商人、十人中六人が帰ってこない」と言われるくらいに危険らしい国なのである。しかし、実際に著者が見た街には貧者が溢れているわけでもなく、まして死体が転がっているわけではない。
 しかし、やっぱり強盗に会うし、騙されるし、警察に拘束されるし、賄賂を要求される。命の危険はいつもそこにある、という感じ。ベネズエラでたくましく生きる人々のこと、破綻しかけた国の警察などの腐敗、月収400円の経済の仕組み・・ドキドキが止まらない潜入記。
 21世紀のこの地球のことである。(2021年4月 記)

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