2025年10月17日金曜日

ウナギとワシントン条約 「アフリカにょろり旅」

 今日も先日買い取った本に値入れして、店頭に並べました。

今日、店頭に出した本

 今日のニュース。

 ワシントン条約事務局は15日、ウナギの全種類を国際取引の規制対象にすべきだとしたEU=ヨーロッパ連合などの提案について「採択を勧告する」との最終評価を公表したそうです。

 現在はヨーロッパウナギだけが「付属書2」に登録されていますが、ニホンウナギを含めた全種類を登録しよう、というものです。採択されれば、国際取引を行う場合、科学的な助言などに基づいて、輸出国当局が発給した許可書が必要になるそうです。

 EUは「ニホンウナギの資源量が著しく減っている」という現状認識であり、一方で日本は「十分な資源量が確保され、国際取引による絶滅の恐れはない」として提案に強く反対するそうです。

 ウナギは大好きですけど、ここは徹底的に「科学的」に議論して欲しいものです。鯨のようにならないように。

 日本代表はこの本の著者でどうでしょうか? 徹底的に科学的に議論してもらえそうな気がします。

青山潤「アフリカにょろり旅」(講談社) この本(古本)はBooks tabito 蔵 に在庫あります

 東大の先生が、世界中のすべてのうなぎの標本をコンプリートするために最後の1種類を求めてアフリカ、マラウイ、ジンバブエ、まだ内戦の傷跡が色濃く残るモザンビークをバスで4千キロを走破。50度を超える猛暑、住吸血虫だらけの湖、エベレストのようにナニが積みあがったトイレ・・・・。うなぎを求めて・・・これは間違いなく冒険であった。 『うなぎの進化がわかったからといってなんの役に立つというのだ。・・・・塚本教授に食ってかかった。「研究者なんて糞だと思います。何にもできないくせに口ばっかりで!」 すると窓の外に目をやった先生は静かな声でこう言った。「糞だって時間が経てば肥料になるんだ。百年二百年先には役に立つかもしれないじゃないか」』 世界で初めて日本うなぎがマリアナの海山で産卵することを突き止めた教授の言葉である。いやー、大学にはこんなロマンがあっていいよなーと思う。効率なんてそれこそ糞食らえ!か。 久々に面白い、大興奮の旅本。(2010年8月 記)

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