2014年12月20日土曜日

「本屋はおもしろい!!」(洋泉社)によると、早大生協コープラ店は全国で14番目に本をたくさん売っている書店なんだそうだ・・・・。なんと1日に20冊弱!! いくつもの出鱈目がある。

 おもしろい本屋にものすごく興味がある。「いま注目&元気な新刊書店・古書店80軒+α」ってことだけど、ふーんそうなのか?  定有堂書店や往来堂書店、三月書店、恵文社一乗寺店・・・が注目の書店だというのは何だかいまさらーって感じだし、いくつかのというか、半分くらいの聞いたことのない書店については、なぜ「注目なのか、元気なのか」というのがさっぱり伝わってこない。残念。これまで出版された本や 、雑誌や・・・・その他をただまとめてみました・・という感じ。

 そして・・・・44ページの「データで見る全国書店ランキング」では笑ってしまうというか、白々した気分になってしまった。単店別売上ランキング(2013年)でなんと早稲田大生協コーププラザ店が栄えある全国第14位!! コメントでは「単店ランキングの場合、どうしても都心部の大型店が有利になり、実際そのような店が上位に並んでいるなか、早稲田大学生協コーププラザブックセンターのランクインが目をひく・・・・」って、ランキングを見ながら書いているふうではあるが・・・。この表によると、2012年10月〜13年9月までの1年間で早大生協コープラ店は、ナントISBNのついた本を6,138冊売ったそうだ。それで全国14位。一日20冊弱・・・・。このランキングの見出しとコメントがどれだけ出鱈目か、瞬間的にもわからない人がこんな本を作っているのかと思うと・・・・。
 コープラ店が1日に20冊弱しか本を売っていないはずはないし、どんなにひいき目に見ても、個店で全国第14位なんてことはあり得ない。編者は たぶん全然本屋さんに行っていないし、本屋さんにも 、この国の出版や書店の行方に本質的に興味がない方なんだろうなー。しかもこの本、初版ではなく2刷り。

 まあ、表が間違っているというか、引用の仕方が完全に間違っているだけなんだと、何となくわかるけど。これは、ある出版社の本を1年間にどれだけ売ったか、という表。たぶんそうだと思う。

 基本的に、面白かった、よかった本 の紹介をしたいし、そうでない本は無視する、というのが僕のスタンスなんだけど、こんな作りの本を見ると悲しくなってしまって・・・・無視できなかった。実際こんな感じの本はたくさんあるし、本が売れなくなった原因の大きな部分は、こんな本が溢れていることにあるのではないか、とも思うのであった。

0 件のコメント:

コメントを投稿