2014年6月16日月曜日

既に旧聞に属するけど  書籍の総売上が最盛期の65%だって

 もう1週間以上前の朝日新聞の記事。改めて、ショッキングな数字の羅列。

・昨年の書籍と雑誌の総売上は9年連続の下落で最盛期(1996年)の65%の水準
・新潮文庫はかつて年間4千万部売っていたが、今は半分になった
・全国の334の市区町村には新刊書店が全くない
・出版社もピークから2割以上減った
・雑誌の総売上部数は95年には39億部だったが、13年には18億部と半分以下になった

 何とも衝撃的な数字である。雑誌と同じように、書籍も部数的には半分以下になっているのだろう。単価があがっているから、なんとか65%の水準でとどまっている。さらに、96年当時はまだamazonはなかったし、コンビニでの雑誌販売も今ほどではなかった、というかコンビニそのものがまだ少なかった。従って、新刊書店の売上げは半分以下になっているはずである。そして、その実態は、大学の中も同じである。

 以下は新聞の記事ではない。
 公共図書館の貸し出し冊数は、95年に40,418万冊、10年に66,360万冊(岩手、宮城、福島を除く)になっている。約2億5千万冊の増加である。書籍の単価が1500円とすると、約4,000億円分。大局的に見て、図書館は出版文化を守って行く存在になっているんだろうか?

 本当のところ、国民の読書量、一人当たりの1年間に読む冊数というのはどうなっているんだろう。年代別にそんなことがわかる統計ってないのかな。それが増えていれば、それが買った本だろうが借りた本だろうが大した問題ではないと思う。この国もまだ大丈夫だと思えてくる。でも、減っていたら、減っている年代があるとすれば、ちょっと不安である。

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